深刻な8050問題|引きこもり、そして孤独死へ
Happy Report Vol.41
40年近く引きこもりをしていた
50代男性がマンションの一室で孤独死し、
残置物処分とリフォームの依頼を受けました。
いわゆる、「8050問題」で
父親が早くに亡くなり、その後母親が80歳過ぎまで
1人で面倒を見ていたそうですが、その母親も亡くなり、
1人では生活のすべがなく、
結果、餓死してしまったのでした。
室内は、トイレや浴室をはじめ
全ての部屋は落書きと穴だらけ、
押入れや天井までも
落書きされていました。
子供ならば、児童相談所、
お年寄りならば高齢者福祉制度があります。
しかし
本来ならば社会人として、
労働に就く年齢層ですから
窓口なるものがありません。
孤独死は
今後もますます増加していきます。
しかしそれは
お年寄りに限った事ではないと
この仕事をしていると
つくづく実感し、胸が痛い日々です。