スプレー缶の回収と適切な処分方法
Happy Report Vol.39
スプレー缶の処分の
ご依頼をお受けしました。
今冬、北海道で
不適切なスプレー缶の処分により
大変大きな爆発事故が起きました。
スプレーの内容物の種類にもよって
処理方法が異なったり、
また
自治体によって回収方法も異なり、
とても分かりづらく、
処分のご依頼を受けることが、
多くなってきています。
【正しいスプレー缶の処分方法】
1.必ず中身を空にする
中身が残っている場合
キッチンや、車の近くでガス抜きは絶対しない!
わずかな残量でも、引火や爆発の危険があります。
穴をあけてはいけない!
ガスの圧力で噴出が止まらなくなることがあり大変危険です。
では、
中身を抜く方法です。
内容物により異なります。
◎生活用品(液体と混合されていないスプレー缶)
室外で、コンクリート等の地面に押し付けて中身を出し切ります。
◎液体と混ざった内容物、塗料、殺虫剤等のスプレー缶
ビニール袋に新聞紙やティッシュペーパー、トイレットペーパー等をちぎって入れ、そこに噴射させます。
出切ったら、袋の口を開けてしばらく放置しガスを抜く。
その後、しっかり口をしばって、燃えるゴミで捨ててください。
いずれの作業時も、風向きに気を付け、マスクをつけ吸いこまない様にし、そして必ず火気厳禁で作業を行ってください。
2.空になったことを確認し、ゴミの日に処分
各自治体によって、収集方法が異なります。
お住まいの自治体で確認して正しく処分してください。
3.中身が出ない場合
消防署や自治体に問合せをすると、持ち込みもしくは回収方法を教えてくれます。
4.15年以上経過しているような古いスプレー缶
現在使用禁止の材料等が使われていることがあるので、
中身を抜く前に先ずはメーカーに問合せをしてください。
絶対やってはいけないのは、
こっそりゴミ袋にいれて出してしまうこと。
ゴミ収集車の中で爆発をして
大惨事につながってしまいますので
絶対にやめましょう!