25年間音信不通だった父親の孤独死の連絡を警察から受けたご依頼人様よりお手紙をいただきました

去年お世話になりました井上でございます。亡き父親の最期のお世話をしてくださいました事、心より感謝申し上げます。当時の心境を素直に申し上げたいと思い筆をとりました。父親はギャンブル好きで多額の借金を作り、アルコール中毒、家庭内で暴力を振るうなど、家族を苦しめてきたのです。私が9歳の時に母親は私と弟を連れ家を出ました。その後、父親と離婚することができました。それから25年経過したある日突然、警察から電話があり、父親がアパートの部屋で亡くなったので、遺体の引き取りを頼まれました。正直、戸惑いと怒りを感じ、全て放棄したいと伝えました。冷静でいられる訳ないですよね。しかし一晩悩み、母親、弟と相談した結果、部屋の清掃、片付けは私共でする事にしました。亡き父親は葬儀屋さんに一任し、葬儀屋さんの紹介で清掃等はハッピーさんに依頼しました。見積もりの時に初めて、孤独死、特殊清掃、遺品整理と言う言葉を聞きました。清掃、除菌、消臭、遺品整理、部屋の現状回復等やらなければならない事があまりに沢山ありました。また、管理会社との交渉、大家さんへのご挨拶等、的確なアドバイスをしてもらえたので、トラブルもなく無事に大役を果たす事ができました。これからのご活躍とハッピー皆様方のご健康を切に願っております。乱文乱筆にて失礼いたします。井上。


知り合いの葬儀社さんより依頼をされ、初めて井上様とお会いしました。現状を受け入れることが難しく、耳を傾けることもできない状態だったことを思い出されます。スタッフが一つ一つ丁寧にご説明させていただき、遺品整理をしました。荷物の中から1枚の写真を見つけお渡しすると、黙って長いこと見つめていらっしゃいましたね。それから少しづつ井上様の変化を感じることが出来ました。

様々な事情により、社会から孤立し孤独死をされる方がとても多くなっているのが現状です。私達が現場に行って心が痛むのも事実です。ご遺族様が本当に心から受け入れられる様、心に寄り添い、そして丁寧な作業をすることを常に心掛けております。